(趣旨)

第1条　この規程は、消防法施行規則(昭和36年自治省令第6号)第48条第1項第7号及び第49条の規定により、消防署長が発行する消防警戒区域の立入許可の証票(以下「許可証」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。

(消防警戒区域の定義)

第2条　前条の「消防警戒区域」とは、火災その他の災害(水災を除く。)の現場において、一般の立入りを規制するために設ける区域をいう。

(許可証の交付を受けることができる者)

第3条　許可証は、次の各号のいずれかに該当する者であって、消防署長が必要と認める者に対して交付する。

(交付の申請)

第4条　許可証の交付を受けようとする者(次条において「申請者」という。)は、消防警戒区域立入許可証交付申請書(第1号様式)により消防署長に申請しなければならない。

(許可証の交付)

第5条　消防署長は、前条の規定による申請があった場合において、申請者に対して許可証を交付するときは、これを消防警戒区域立入許可証交付者名簿(第2号様式)に登録し、申請者に消防警戒区域立入許可証(第3号様式)を交付する。

(有効期間)

第6条　許可証の有効期間は、交付の日から3年とする。

(貸与又は譲渡の禁止)

第7条　許可証は、他人に貸与し、又は譲渡してはならない。

(書換え等の申請)

第8条　許可証の交付を受けた者(以下「許可証の所有者」という。)は、許可証の記載事項に変更が生じたとき、又は許可証を毀損したときは、消防警戒区域立入許可証書換え・再交付申請書(第4号様式)により消防署長に申請しなければならない。

(紛失届)

第9条　許可証の所有者が、許可証を紛失したときは、速やかに消防警戒区域立入許可証紛失届(第5号様式)を消防署長に提出しなければならない。

(返納)

第10条　許可証の有効期間を経過したとき、又は許可証を所持する理由が消滅したとき、若しくはその必要がなくなったときは、許可証の所有者は、速やかにその許可証を消防署長に返納しなければならない。