ヒートショックにご注意を!!
寒い時期に、暖房のきいた部屋から寒い廊下やトイレ、浴室などに行くと
急な寒さで身体がブルブルしたことはありませんか。
急激な温度変化は、血圧や脈拍の大きな変動につながり、失神したり
心筋梗塞や不整脈、脳卒中などを起こしたりすることがあり、注意が必要です。
令和元年中(1月1日~11月30日まで)の一般住宅における
入浴中の急病や事故による救急要請は102件です。
そのうち、65歳以上の高齢の方が8割を占めており、
これから寒い時期は、特に注意が必要です。
・脱衣所や浴室、トイレを暖めましょう
冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレなどを暖房器具で暖めることは効果的です。
※暖房器具を使用する際は、火災の発生に十分注意してください。
・食後や飲酒後の入浴を控えましょう
食事や飲酒後は血圧が下がりやすくなるため、直後の入浴は控えましょう。
・お風呂のお湯は熱すぎないように
熱すぎるお湯は、血圧の大きな変動につながるため、41度程度を目安にしましょう。
・一人での入浴時は、特に注意しましょう
長時間の入浴は避け、家族による声がけや見守りを習慣づけましょう。
可能であれば公衆浴場を活用するなど、一人での入浴を控えることも有効です。
●応急手当を覚えましょう●
上越地域消防では毎月第3日曜日に普通救命講習を開催しています。
また事業所や団体・グループなどを対象とした各種救命講習も
消防署や分遣所で受付ています。
大切な人を救うために救命講習を受講しましょう。
詳しくは、最寄りの消防署・分遣所・消防本部消防防災課までお問い合わせください。