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地震が起きたら…電気火災にも注意

3月16日深夜の福島県沖を震源とする地震では、宮城・福島両県で最大震度6強を観測し、管内でも震度4の揺れを観測しました。東北・関東地方で広範囲に停電が発生するなどの影響が出ています。
また、先日、東日本大震災から11年の節目を迎えたことも記憶に新しいところです。地震が起きた際は、特に「電気火災」に注意が必要です。

停電復旧後に起こる「通電火災」

通電火災とは、地震により発生する電気火災の一種で、地震直後ではなく、発生後しばらくして発生するといわれています。
これは、停電により途絶えていた電気供給が、復旧により再通電したことにより火災になるもので、原因としては、
 ・電気ストーブなどの発熱を伴う電気機器に、倒れてきた可燃物が接触した
 ・揺れにより倒れた重量物が、電気配線に損傷を加えた状態で電気が流れた
など が考えられます。

停電時に避難するときはブレーカーを落とす

これら通電火災を防ぐために有効なのは、ブレーカー(分電盤のサービスブレーカー)を落としてから避難することです。
しかしそうはいっても、「いざというときそんな余裕はない!」という方もいらっしゃると思います。また、外出先での被災も考えられます。そのような場合におすすめなのは、次に紹介する「感震ブレーカー」です。

様々な種類の「感震ブレーカー」

感震ブレーカーとは地震の揺れを感知して、自動的にブレーカーを落としてくれる装置です。簡易的なものから分電盤に組み込むものまで、種類や価格帯もいくつかあり、簡単に説明すると以下のタイプに分かれます。

 ・分電盤タイプ(内蔵型)
 ・分電盤タイプ(後付け型)
 ・簡易タイプ
 ・コンセントタイプ

 詳しい説明はこちらの資料をご覧ください▶経済産業省啓発チラシ

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この投稿に関するお問い合わせは 消防局予防課 ☎025-545-0230

インフォメーション│2022年03月17日