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【義務化から10年】ご自宅の火災警報器を点検しましょう
上越地域消防局では、5月1日から5月31日までを住宅用火災警報器維持管理強化月間として、ご家庭への呼びかけに力を入れています。
平成23年6月から、すべての一般住宅に設置が義務付けられた「住宅用火災警報器」。上越地域では、令和2年7月1日時点で97.2%のお宅に普及しており、これまで管内で50件以上の被害軽減事例が報告されています。しかし一方で、そのうちの5%に何らかの不具合が確認されており、いざというときの不安が残ります。
そこで、設置から一定期間が経過したご家庭では以下のチェックをお願いします!
【設置漏れはありませんか?】
設置が必要な場所は、「寝室」と寝室が2階にある場合「階段の上部」が該当します。
→ 取り付けが必要な場所
世帯構成の変化などで、“未完全設置”世帯になっていませんか?
台所だけに設置されているご家庭も散見されます。いま一度設置が必要となる場所を確認してください。
【こまめに点検を】
まずは外観。ひどい汚れやホコリは誤作動・不作動の原因になります。
次に動作テスト。「警報音停止/テスト」スイッチを押すか、ヒモを引っ張るタイプがほとんどです。取り付けから10年近くが経った、しばらく留守にしていたなどの場合は特に注意が必要です。
【交換時は安全性の高い連動型を】
より煙の少ない段階で火災に気づくためには「無線(有線)連動型」がお勧めです。高齢者世帯や足腰が弱いなど、避難行動に時間がかかることが予想される場合はぜひ連動型の設置を検討してください。
日常生活に溶け込み、普段はなかなか気に留めることのない住宅用火災警報器。24時間365日おうちの安全・安心を守ってきた彼らも、一般の電化製品と同様に電池・内部基盤等の劣化が進みます。いざという時、動かないのは「ない」のと同じです。
この機会に点検をお願いします。
→ こちらも参照ください 【(一社)日本火災報知機工業会ガイド】
この投稿に関するお問い合わせは、上越地域消防局 予防課 火災調査係 まで
Tel: 025-545-0230) E-mail: yobou@shobo.joetsu.niigata.jp)