インフォメーション
河川での水難事故を想定し消防防災航空隊と合同水難救助訓練を実施しました
当局では、6月29日、水の事故が増えるレジャーシーズンを前に、上越市塩屋の関川左岸で新潟県消防防災航空隊と上越消防署水難救助隊による水難救助訓練を実施しました。
この訓練は、水難救助の知識・技術・資機材取扱等の習熟並びに新潟県消防防災航空隊との連携強化を目的とし、発見・通報から出動、救助、病院への搬送まで、スピード感をもった迅速かつ高度な救助活動を行うために実施したものです。
「川の増水により2人が流された」という想定のもと、水難救助艇、消防防災ヘリコプターによる要救助者捜索活動を行った後、ヘリコプターにより救出された要救助者を消防局のヘリポートに搬送し、救急隊に引継ぐまでの連携を確認しました。
上越消防署管内における令和2年の水難事故件数は5件で、うち4件で救助活動を実施しています。
出水期は急な雨で河川の増水が懸念され、普段安全な場所でも急変することがあります。地域のハザードマップや避難場所、非常用持ち出し品の確認をするなど、水害に対する備えをお願いします。